楽しかった第二期レッスン。先週最後のレッスンがありました。
まず、お友達持参の華やかな鞠の蓋碗を使って設えの勉強。
みんなで考えたあと先生からのアドバイスをもらい、2パターン出来上がりました。
ベースの生地は同じだけど、茶海・茶杯などの茶道具や花を変えるだけで雰囲気が変わります。また、光の具合で見る位置によっても全然雰囲気が変わるのもおもしろい。どちらも好きな色合いで気に入っています。
さて、この日いただいたお茶
武夷岩茶 奇蘭 2008
このクラスで飲んだことのない岩茶を選んでくれました。
岩茶は高温で淹れるのが特徴で、茶壺を使用します。
香りを楽しむためにも高温で淹れてすばやく抽出する必要があるそうですが、お友達は熱さにも負けず大健闘でした。終ってから「すごく熱かった」と話していたけど、全然気がつかなかったよ。お見事。
聞香杯を使って香りを楽しみながらいただきました。このお茶は岩茶のなかでも軽めの味わいなんだそうですが、しっかりとして力強い印象のお茶でした。
リラックスモードでお茶をいただいていたところに、時間があるからもう1度淹れてみませんか?と急遽まわってきたお手前。ガーン、心の準備が・・・(汗)
はい、でも頑張りました。
選んだお茶
陳年普洱散茶 1970年代
茶壷で淹れるもので、クラスで飲んだことのない種類のお茶を選びました。
いやいや、熱かった!!100度近い高温で淹れるのに苦労しました。
私は熱さに耐えられず、茶壺の蓋を上手く押さえられなく左手を添えて淹れてしまいました。あぁ、忍が足りませんでした、忍が!残念無念です。
やっぱり私は蓋碗ラブだわ。
お味の方は、普洱散茶独特の土臭いようなカビ臭いような臭いも気にならずにおいしかった。濃厚だけど癖はない。しっかりしているけど飲みやすく、かなり気に入りました。お茶菓子もすすみます。あぁ、先生のお茶請けをいただくのもこれが最後。どれもおいしくて楽しみだったのに~残念です。
今はどんな茶器を買おうかと、そればかり考えている私。
日本で少しだけ見てきたけど、高い!
KLでは、安いか高いか両極端な品揃えらしいです。
とりあえず手頃な蓋碗を1つ買ってみようかなぁと考えています。残りは台湾で。
って、いつ行くつもりじゃい!
先生や友達の素敵な茶器たち。棚ごと持って帰りたい!
私の都合で超スピードで受講した第二期のレッスン。
一期に比べると色々な種類のお茶も飲めて、設えについても学ぶことが出来て大満足。これからももっと知りたい、中国茶を楽しみたい、そう思わせてくれたレッスンでした。笑いも絶えないクラスで本当に楽しかったです。
日本へ帰ったら忙しくなって時間の余裕がなくなりそうだけど、そんな時でも中国茶でひと息つきながら、ゆったり心静かになるひとときも楽しみたいものです。
先生、同じクラスの皆さん、どうもありがとうございました。